女脳、男脳とは
良く男性と女性では脳の働きにより、考え方や捉え方・認識の違いがあると聞いた事は無いでしょうか。普段の日常生活の中でも、男性と女性って見た目だけでなくそれ以上の何かが女性とやっぱり違いますよね。「男脳」「女脳」という言葉を知っていますか？これってどんな違いなんでしょうか。脳の働きから違っているとすれば説明がつきそうですね。それが分かれば、異性との関わりも今以上に根本的な脳の働きを分かった上での言葉や行動が出来るはず。
知っての通り、女性はホルモンの働きを受けていて、生理がありますし、脳内の視床下部という場所から内分泌ホルモンが分泌されているので周期に大きな影響を受けています。それに比べて、男性はそんな事はありませんよね。女性と比べて男性は周期がないことになります。当然の事ですが、周期によって体調が変わりやすくなりますので、女性は体調の変化にとても敏感です。ホルモンが生理を周期にして代表的なものが元々二種類ありますが、波のように入れ替わります。苛々したり感情に波が出てしまったりが典型的な例かもしれません。男女では、ホルモンのバランスも大きく影響している事を念頭に置いて下さいね。
脳は左右に大きく分かれていますが、右脳とは主に感覚的な領域です。左脳は言語を司る領域です。女脳は特に男性の脳に比べて左右の脳を結ぶ脳幹が太く、結びつきが強いとされています。なので、物事を考える時に女性は感情を結びつけて言葉にする事が多いんです。苛々していても、お喋りを長時間して言語にする事で感情も落ち着いて行くということにも繋がるんですね。
対して男性はどうでしょう。男性の脳は結びつきが強くなく感情と感覚が一致する事は少ないので一方の脳だけで話している事になります。要点を話すのが得意で、女性のように何時間も無駄話をしたりという事は男性は少ないですね。女性の長話は苛々したり理解出来ないのは仕方ないかも。女性から見たら鈍感なくらいと感じるのですが、その代わりに集中型なので一点への集中力がとても強いんです。女性は何でも事細かに気付くのに、男性は気付いてくれなくて、と言う事は良く有りますね。感情に対してもしかりで、気付いて欲しい女心に男性が何故気付いてくれないのか、感情に鈍感な理由が分かりましたね。
一点への集中力が強いと説明しましたが、それに関わって、男性の脳は同時進行が出来ないんですね。女性なら出来る「これをしながらあれもして」という作業です。女性は効率的で男性に比べて少ない体力で仕事をこなせる側面もあるということになりますね。家事が良い例です。掃除をしながら料理の下ごしらえもして、と男性なら出来ない事なんですね。
更に、女性と比べて男性の脳は左右の結びつきが強くない分、感情の影響を受けずに理路整然と冷静に理論を組み立てるのが得意です。空間認識も長けているので、客観的な立場から物事を捉えるのも得意になって来ますね。運動能力も発達しています。捕らえる獲物を捕獲するべく意識を一つに集中して、と大昔の狩猟本能も元になっているんです。それに比べて女性は直感を重んじる傾向が有りますので、思いつきで行動したり判断を下したりという事も多くなってくるんです。男性からみれば危ういと感じたり理解出来ない事だと思うのもこれは仕方ないですね。
女性でも「男脳」な傾向があり、男性でも「女脳」な傾向が見られる人もいますね。人は多様なので一概には言えなくて当然です。大事なのはどちらかだから良い悪いではなく、良い面を理解した上でウィークポイントは補う事が大事ですね。また、理解する事が苛々しない事にも繋がりそう！
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